「ボールを持ってこい」の教え方、ボール遊びのコツ

犬のしつけ

ボールを持ってこい!!

ボールを持ってこいという遊びは犬と信頼関係が築けます。
犬によってもよい運動になるため、たいへんよい遊びです。
そこで実際の経験に基づいて、お互い楽しめるボール遊びの教え方について解説します。
実は以前、シェットランドシープドックを2匹飼っていました。シェットランドは飼い主にとても忠実で、物覚えもよいのでしつけもしやすく、いろんなことを覚えてくれました。特に2匹ともにボール遊びが大好きでした。かなり田舎だったのでよく庭で放して遊んでいたのですが、気が付くとボールをくわえて持ってきては投げてくれと催促してきました。そしてボールを投げてやるとすさまじい勢いで走っていき、くわえては私のもとにもってきました。ときどき、足の爪から血がでていることがあったのですが、それでも遊びをやめることはありませんでした。この遊びは犬と信頼関係が築け、犬によってもよい運動になるため、たいへんよい遊びです。

ボール遊びを覚えさせるコツ

・ボール遊びは最初は5~15分程度の短時間で始めてください。犬の集中力が低下したり、興味を示さなくなります。
・遊びを覚えるまではボールは1個で遊ばせてください。複数のボールは集中力低下を招きます。
・ボール遊びに失敗しても決して叱らないでください。
・犬にも個性があり遊び方にも好き嫌いがあります。興味を示さない場合には無理強いはしないでください。

どのようなボールがよいか

大事なのは大きさと硬さになります。犬が口でくわえるときにちょうど良いものを選びましょう。大きすぎるとくわえられず(シェットランドはソフトボールをくわえたときに嘔吐しました)、小さすぎると飲み込む危険性があります。またカチカチのボール(ゴルフボールや硬式野球のボール)などではくわえにくいので、柔らかい素材のものを選びます。慣れてくると遠くまで投げるようになりますので、ある程度の重さも必要になってきます。シェットランドのときにはテニスボールがお気に入りでした。現在、飼っている2か月のトイプードルは練習用のスポンジゴルフボールや人間の赤ちゃん用のボールなどを使っています。犬用のボールも販売されていますので、そういったものを購入されてもよいでしょう。

まず、ボールに興味を持たせる

個人的にはこのボールに興味をもつかどうか、が一番難しいところだと思います。特に成犬になり歳をとるにつれて、それまで興味を示さなかったボールに興味をもつ、ということが難しくなります。それに比べて子犬は動くものやくわえられるサイズのものには何でも興味を持ちます。実際、シェットランドの時は子犬のころからボールでよく遊んでいたので、すぐボールに興味を持ちました。現在、我が家で買っている生後3か月弱のトイプードルについては、ボールを与えて2日程度でボールをもってくるようになりました。しつけ全般に言えることだと思いますが、犬も人間も若ければ若いほど覚えるのが早くなります。

おもちゃでもってこい

次にお気に入りの遊び道具やおもちゃがあるかどうか、です。もし、犬が気に入ったおもちゃがあればそれをボール代わりに使います。隠したり引っ張り合ったりするなかで投げてあげると自然と追いかけるようになります。まず、投げたものを追いかけていったときにはしっかりほめてあげて、次に近くまでもってきたときにはまたしっかりほめてあげましょう。もし気に入ったおもちゃがない場合には、手袋や靴下の中にフードやおやつをいれてボール状に丸めて興味を持たせてあげてみましょう。隠したり引っ張り合ったりしていくなかで徐々に動くものに興味をもつようになります。引っ張り合いのなかで全く離さない犬もいると思います。そのときは数秒手をとめてから「マテ」、「ハナシテ」と一言いいます。このときにご褒美としておやつをあげるのも効果的です。そして放したときにはしっかりほめてあげてるようにします。

犬の目に注目

ある程度動くものに興味を持つようになったら、犬の目に注目します。投げるものを犬が目で追うようになったら投げるようにします。そうすることで投げる側も徐々にタイミングがわかるようになってきます。

空中キャッチ

また、空中でキャッチすることにも挑戦してみましょう。50cmほど離れた犬の鼻先におもちゃやボールをなげてくわえられるかやってみましょう。苦手な場合はフードを投げてもよいかと思います。少しずつ高さや距離を増やしていくとよいでしょう。

マテ、オスワリを織り交ぜて

ボールを投げる前にマテ、オスワリができる場合には、投げる前にさせて犬を落ち着かせましょう。それからボールを投げるようにしてください。遊びの主導権がどちらにあるのか、犬が学ぶことができます。

リードは離さない

リードを離すことができるのは、ドッグランなど犬専用の施設だけになります。公園などで行う場合には、延ばしすぎに注意しながら伸縮リードを利用してください。
激しい動きをしても犬への負担が少ないこのハキハナハーネスはおススメです。

まとめ

このボール遊びが出来るようになると愛犬が賢くなったように感じます。
ボール遊びを覚えたら積極的にボール遊びをしてあげましょう。
家の中だけでなく、できればドックランなどの外で遊んでみてください。
自分の犬が誇らしく感じるようになります。
この遊びはある程度の形になるまでに多少時間がかかると思います。
毎日少しずつ、コツコツ進めてください。
犬は賢い動物なので、きっとマスターしてくれると思います。



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