子犬の甘嚙み、その原因と対策は?

犬のしつけ

子犬の甘噛み

子犬は人の手をおもちゃのように噛んできます。
社会化期の犬は兄弟犬などとお互いにかみ合って社会性を学んでいきます。
しかし、犬の甘噛みの癖が成犬になっても残っていると、人を噛んでけがをさせる可能性があります。
生後8~9か月ごろを過ぎても手を噛むようであれば対策をしたほうがよいでしょう。

ちなみにソファーほじほじも困りますね。

甘噛みの原因

・動くものに反応する、遊びの一環
・噛んでモノを確認する、好奇心
・歯が抜ける時期に歯がムズムズする
・欲求不満
・噛まれて反応する飼い主を楽しんでいる

などがあげられます。
子犬が手にじゃれて噛んでくるのは自然な行動でしょう。
そういった行動を通して、犬同士や人に対してのコミュニケーションを学びます。
ただ、8か月ごろを過ぎても甘噛みが続く場合には対策を考えましょう。

甘噛みの対策例

対策1:手を犬のおもちゃにしない。犬の前で手をぶらぶらしない。
対策2:噛んだ場合には「痛い」「離して」と言って、離した場合にはほめる。
対策3:いたずら防止のスプレーやしょうが汁など犬の嫌がるものを手にぬる。
対策4:おもちゃなどをしっかり噛ませて、犬の欲求を満たす。
対策5:甘噛みをやめない場合には、立ち去る。
 
いたずら防止のスプレー
 

 

 

子犬と遊ぶときにはありがちですが、かわいいからと手でじゃれさせることがあるかと思います。
犬の鼻先で動くものに対して犬は反応する性質があります。
あまり長時間にわたって噛み続けさせると、噛みグセがついてしまうことがあります。
手をぶらぶらさせることはさけたほうがいいでしょう。
また、飼い主が強めの反応を示すことで犬がびっくりして噛むのをやめたり、
遊びをやめて立ち去ったりクレートに待機させることも対策の一つです。
噛むと犬にとって良くないことが起こると、犬に理解させるのも一つの方法です。
どうしても噛む場合にはしつけ用スプレーなどを利用してください。
手に塗るときには手の外側に塗ってください。
内側にぬると餌を手渡しで食べなくなる可能性があります。
また、電源ケーブルやズボンやカーテンのすそにスプレーしておくことも効果的です。
犬が噛んでいいものとそうでないものの区別が学べます

最後に

甘噛みを放置して成犬になると噛む加減がわからず、大きな事故に発展する場合があります。
上記の方法でどうしても噛み癖を治せなかった場合には、しつけの専門家に相談したほうがよいでしょう。
子犬の甘噛みはかわいいのですが、適切な対応をして問題行動を行さないように育てたいですね。

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