我が家に新しい家族が加わってから3日目。小さな子犬が私にすっかりなついて、離れると「く~ん」と甘え鳴きをします。2メートル離れただけで鳴くので、ほとんどぴったりと張り付いている状態です。しかし、子犬のしつけ上、これはあまり良くない行動だと知りました。甘え鳴きをしたときに声をかけたり叱ったりすると、さらに甘え鳴きが増えてしまうそうです。
甘え鳴きの原因
子犬が甘え鳴きをする理由はいくつかあります。
- 不安感: 新しい環境に慣れていないため、飼い主から離れると不安を感じることがあります。
- 愛情を求める: 飼い主との絆を深めたいという気持ちから、甘え鳴きをすることがあります。
- 注意を引くため: 飼い主の注意を引くために鳴くこともあります。
このような理由から、甘え鳴きは子犬にとって自然な行動ですが、放置すると悪化する可能性があります。
しつけの方針
そこで、私は以下の方針を立てました。
- 甘え鳴きしても無視: 飼い主が反応することで、子犬は鳴くことが効果的だと学んでしまいます。無視することで、鳴くことが無駄だと理解させることが重要です。
- 鳴くのを止めたら優しく声をかける: 子犬が静かになったときに、優しく声をかけてあげることで、良い行動を強化します。
この2つを徹底することに決めました。
実践開始
子犬をケージに入れて、3メートルほど離れたPCで作業をしていると、早速「く~ん」と鳴き始めました。今までは足元に置いてあげたり、声をかけたりしていたのですが、今回は徹底して無視しました。
鳴き声の変化
最初は普通の甘え鳴きでしたが、次第に遠吠えのような鳴き方に変わっていきました。隣近所にも聞こえるのではと心配になり、少し不安を感じました。しかし、ここで反応してしまうと、しつけが台無しになってしまうため、我慢しました。
そのうち、携帯に電話がかかってきました。ソファーで5分ほどの電話が終わると、子犬が静かになっていました。「やればできるじゃない」と思い、ケージの中を覗き込むと、鳴いていた格好で寝込んでいました。
無視の効果
無視を続ける期間は約1週間程度で、その間我慢すれば子犬の甘え鳴きは止まると聞いていました。実際に無視を続けた結果、子犬は少しずつ静かになり、鳴く頻度が減ってきました。
1週間後の変化
1週間が経過すると、子犬の甘え鳴きはかなり減少しました。最初は鳴いても無視されることで、鳴くことが無駄だと理解したようです。静かにしている時間が増え、私が近くにいるときは安心している様子が見受けられました。
甘え鳴きとの格闘
もちろん、甘え鳴きとの格闘は続きました。時には鳴き声が大きくなり、心配になることもありましたが、無視を続けることで少しずつ改善されていくのを実感しました。子犬が静かにしているときには、優しく声をかけてあげることを忘れずに行いました。
しつけのポイント
- 一貫性を持つ: しつけは一貫性が重要です。家族全員が同じ方針で接することで、子犬は混乱せずに学ぶことができます。
- ポジティブな強化: 鳴かずに静かにしているときには、必ず褒めてあげることが大切です。ポジティブな強化が、良い行動を促進します。
- 忍耐強く: しつけには時間がかかります。焦らずに、根気よく続けることが成功の鍵です。
まとめ
子犬の甘え鳴きは、飼い主にとって悩ましい問題ですが、正しいしつけ方法を実践することで改善できます。無視することで、鳴くことが無駄だと理解させ、静かにしているときには優しく声をかけることで、良い行動を強化します。しつけには時間がかかりますが、忍耐強く続けることで、愛犬との絆を深めることができるでしょう。
新しい家族との生活は、時に大変ですが、愛情を持って接することで、より良い関係を築いていけるはずです。これからも、子犬との楽しい日々を大切にしていきたいと思います
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